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2008年7月7日月曜日

Genesへの道

レンヌYHでモンサンミッシェルからGenesYHまでの行き方は聞いておいた。
バス-バス-バスかバス-電車-バスの組み合わせで行くことができるが、
バスだと1枚のチケットで現地まで行けるので、そのつもりで予定を立てていた。
「Genes行きのバスは早く終わるので、17:00までに乗れ」と助言を受けていた。
まずは一つ目のバスでPontorsonという場所に到着。次のバスを待つことに、
と思ったが、ここで既にバスの時間を間違えている事に気がついた。
Pontorsonを17:00と思っていたのが、Avranchを17:00だったのである。
そうPontorsonからAvranchesまでのバスがもう無いのである。そして、
電車はというと、次の便が19:00だとか。現在の時刻は17:00。
2時間も時間があるので、歩いてみることにした。途中でどのぐらい遠いか
人に聞いてみるも全く英語が通じず、30分ほど歩いたところで歩道が無くなり、
少しいやな予感がする。歩道がないので、高速の脇の草道を歩くことに。
1時間歩いたところでやっとAvranchesの看板があり、残り19kmだと悟る。
完全にしくじった。
落ち込んでる暇は無く、ここで脳が活発に働く。選択の時間である。
初のヒッチハイクか、戻って電車かの選択に5分ほど悩み、既に予約を入れて
しまったことだし、確実性を取って、戻って電車に乗る事を選んだ。
1時間かけて駅に戻ると5分ほどで電車が来て、30分ほどでAvranchesに到着。
普段何気なく使っているが、改めて交通機関の便利さに感動した。
ここからはバスが終わっていることは確かで、駅から出てみるとタクシーすら
見当たらない。だいぶ田舎に来たらしい。とりあえず、方向もわからないので、
他に降りてきた乗客に聞こうと思い、3人で歩いている家族らしき人に声をかける。
その中の息子が英語を少し話せ、Genesは大体10km西に歩いたところにあるとのこと。
Genesと聞いて家族揃って驚いていた様子だが、10kmなら何とか歩けるかなと思い、
お礼を言って別れようとしたところ、お父さんが乗せて行ってくれると言ってくれた。
ここで遠慮はしていられないので、ありがたくご好意を受け、乗せてもらった。
ラッキー♪。
モンサンミッシェルを遠くに眺めることができるポイントを2箇所ほど立ち寄ってくれ、
YHまで送ってくれた。記念に9写真をパッチリ。田舎の人はやさしいなぁ。

何事もなかったようにYHのレセプションで手続きを済ませ、無事テントを張り
一息ついた。Genesへの道は自分のうっかりで大変な道のりになってしまったが、
最後は無事着くことができた。18時頃は途方に暮れてたのがうそのように、
20時にはYHでテントを張っていた。

そしてこの後、思い出に残る3人組と出会う事になる。

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