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2008年9月29日月曜日

アルバニアへの道のり

バスかヒッチか。ブドバの町を出る際少し迷ったが、バスで
直接アルバニアへ行くとなると、ポドゴリッツァを経由するし、
どうせなら海岸沿いを行きたいのでヒッチにした。まぁ、
バスも海岸沿いの町まで乗ってからアルバニア行きに乗れば
いいのだが、若干高くつく。まぁ、ヒッチしてみましょう。

バール(BAR)とウーチン(ULCINJ)の他、直接行けたらラッキーな
アルバニア国境の町であるシュコーデル(SHKODER)もホワイトボードに
書き込み、9:00にヒッチ開始。

送信者 budva_to_sukodra

30分経過。クロアチアの時と比べて明らかに反応が薄い。
1時間経過。気配なし。。。

2時間経過。通り過ぎる際に合図をくれた車が20メートルほど
後ろで止まった。フロント3人乗りの小型トラックで、既に前に
若者が3人乗っているが、どうするのだろうか?一応私のために
止まってくれているか手を振って合図すると、「こっちへ来な」
と合図をくれた。とうとう捕まえたか。荷物を持って近づくが
荷台の扉を開けてくれる気配が無い。更に近づくと、突然車は
発進し、行ってしまった。先のコーナーでフロントが少し見えたが、
馬鹿笑いをしていた。まぁ、騙された訳です。

「なるほど、こういうこともあるのだな。」

その後10分ほど待っていると、今度は目の前に車が止まった。
でも、ドライバーの雰囲気がウェルカムっぽくないので、まずは
窓越しに話し始める。第一声が「いくら出す?」だった。意味が
わからず、「俺はヒッチしてるんだけど?」というと、「60ユーロ
でシュコーデルまで乗せて行ってやるよ。タクシーみたいなもんだ。」
というので、丁重にお断りした。更に10分後、また別の車が
止まり、「100ユーロ」とかありえない金額を指定してくる。
「20ユーロだったら考える」と言うと、「無理無理」みたいなサインを
出し、行ってしまった。そして、その後その車はこの辺を行ったり
来たりしているらしく、通り過ぎるたびに「プップー」とクラクションを
鳴らして行く。

「なるほど、こういうこともあるのだな。」

もし、これが始めてのヒッチハイクならこの時点で辞めていたかも
しれない。騙しやお金の要求があるとは思ってもいなかったので、
乗せてくれる人がいるといった期待が大いに揺らいでいただろう。
これまでの経験から捕まえられる事を信じて立ち続けた。

3時間経過。また、一台の車が目の前で止まった。即、バールまで
乗せてくれると言ってくれた。ヒッチハイク成功。荷物を詰め込み、
出発。乗せてくれたのは男女の若いカップルで、男性が英語を少し
話せる。でも、車の中ではほとんど2人が現地語で会話をしていた。
乗せてくれた理由は、2時間前にバールからブドバへ入る際に私を
見ていて、用事を済ませて戻る際にまだ居たので、不憫に思って
乗せてくれたらしい。長時間待ってみるものです。バールまでの
道のりは30km~40kmで、さほど遠くなく、なぜバスを使わないのか
不思議がっていた。まぁ、当然ですね。。。バス、5ユーロぐらい
だものね。。。

バールで降ろしてもらった後、2時間ほど食事や観光をし、バールの
南側へ移動してまたヒッチを開始。ホワイトボードからバールを
外して、今度は経由地であるヴラジミール(VLADIMIR)や国境の
場所であるシュコビン(SUKOBIN)を追加する。開始して間もなく
また「いくら出す?」と聞いてくる人達がいたので、即刻
「No Money」と返し、乗る気が無い仕草をしてみせた。こちらの
対応がはっきりしていると、彼らは直に「OK」と言って立ち去る
ので、さほど気にならない。

送信者 budva_to_sukodra
送信者 budva_to_sukodra

ヒッチ開始から30分ほどで車が止まってくれた。ウーチンまで
乗せてくれると言う。ヒッチ成功!止まってくれたのは
中年女性3人組だった。ヒッチ始まって以来、初めての女性
ドライバーだ。女性は100%止まってくれないと思っていたので、
かなり意外だった。ドライバーの女性が英語を話せ、気さくな
人だったので、気兼ねなく過ごせた。

ウーチンまでの道のりで色々話していると、国境まで乗せていって
くれるとオファーしてくれたので、甘える事にした。ウーチンに
着くと、一人を降ろして車を乗り換えると言うので、別の車に乗り
再び出発した。そして、町の中のパーキングに車を止め、また
別の車に乗るというので、荷物を降ろす。

なんかいやな予感がする。なんでそんなに乗り換えるのか。。。
そして、彼女の友達であるという中年の男性を紹介され、その
男性の車で国境まで行くという。荷物を詰め込み、女性2人が
後部座席、私は助手席に座って、また出発。車は山の中の
細い道をクネクネと進んでいく。正直、色々な事が頭をよぎり
何が起きても仕方が無いと覚悟した。

男性は英語が話せたので、道中は色々と会話をした。主に私の
話題だ。なぜヒッチしているのかとか、家族はどうだとか、
旅行にどれぐらいお金を使っているのかとか。。。

そんな話をしていると、あっという間に国境に着いてしまった。
車を降りて荷物を背負った私に、なんども「アルバニアでは
荷物に気をつけるんだよ」と何度も言ってくれ、国境チェック
へ向かう私を、本当に心配そうに見送ってくれた。

良い人たちだった。本当に、親切で。。。疑ってごめんなさい。

モンテネグロの国境チェックを通り過ぎると直にアルバニアの
国境チェックかと思いきや、建設中だった。わき道を通って
進んでいくと50mほどでプレハブ小屋より少しましな建物が
見えてきた。建物の前まで来ると、4人のオフィサーがいて、
なにやら喋っている。内一人はりんごをかじってる。なんとも
のどかな国境だ。1分ぐらいして、1人が私のパスポートを持って
建物の中へ入っていく。オフィサー達は誰一人として英語を
喋らない。待っているとタクシーの運ちゃんが10ユーロで
シュコーデルへ乗せていくぜとオファーしてくるが、乗る気が
無いと伝える。ちなみに運ちゃんも全く英語を話さない。
5分ほどして、パスポートが返ってきた。スタンプが押して
あるのかと期待して中を見てみたが、押していない。
アルバニア-モンテネグロは押さないのかと思っていると、
最後のページに押してあった。。。 おいおい、普通は
前のページから押すだろう。。。

送信者 budva_to_sukodra
送信者 budva_to_sukodra
送信者 budva_to_sukodra

建物の前で次に来た国境越えの車にシュコーデルまで乗せて
もらえる事になった。乗せてくれたのは若いモンテネグロ人男の
2人組み。仕事での移動らしい。シュコーデルまでの道のりでは
軽いカルチャーショックを受ける。道路を横切る鶏と雛のペア、
放し飼いの牛、荷物を運ぶのに馬を使っている人達、小さな川が
ゴミで一杯に埋もれている光景。なんというか、東南アジアの
田舎がこんな感じなんじゃないかと思うような、そんな景色が
シュコーデルまで続いていた。

シュコーデルのどこで降りたいか?と聞かれたのでバスターミナルへ
行きたいと伝えると、場所をしらなかった。。。 まぁ、ここからは
自分の問題なので、シュコーデルのどこかわからないが、適当に
降ろしてもらった。時間は17:00となっていた。

1度は来てみたかったアルバニアである。さて、どうするか。

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