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2008年9月26日金曜日

青い目のイスラム教徒-サラエボ

日本を出発した時は、サラエボに行こうなんて思っていませんでした。
昔、戦争があった時期によく聞いた名前ですが、最近はそれほど
ニュースにも上がらず、どんな場所なのかも想像できませんでした。

行くことに決めたのは、旅の途中で旧ユーゴスラビアが今どうなって
いるのかが見たくなった事と、資金面の問題で安いところへ移動
したくなっていたからです。

この国へ来たのは正解でした。最初、ボスニアヘルツェゴヴィナへ
足を踏み入れてみてかなりの衝撃を受けました。民族や宗教が
混じって町が出来ているとは聞いていましたが、実際に自分の
目で見ると不思議な感じがします。

サラエボに入る前は、トルコ人と見た目が近い人が多いのかと
思っていたら、実際には私達が白人と認識するような人もたくさん
います。私は、アメリカのドラマの見すぎで、イスラム教徒
といえば中東の人のイメージがあり、町を歩いてみて自分の
持っているイメージとの差の大きさに驚きました。実際、
青い目で金髪のイスラム教徒を見た時には、私の常識は完全に
置き換えられました。

この宗教のごった返した町、なるほど宗教戦争が起きてしまう
のも理解ができました。

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