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2008年9月2日火曜日

A&Oホステル

A&Oホステルの名前を初めて聞いたのはベルリンでした。ユーロ
ラインズのオフィスの人に宿情報が無いか聞いた時に、広告を
もらったのでした。結局泊まらなかったのですが、ドレスデンで
またA&Oに出会う事になります。

A&Oホステルはここ数年でドイツを中心に勢力を拡大している
ホステルのようで、ベルリン、ハンブルグ、ミュンヘン、
ドレスデン、プラハ、ウィーンに存在します。また、2008年に
新しくオープンする場所もいくつかあるようでした。

A&Oの良い所を幾つか紹介します。まずはコーヒー好きの方に
朗報です。A&Oホステルのカップ(5ユーロ)を買うと、どこの
A&Oへ行ってもコーヒーをタダで何杯でも飲むことができます。
2つ目は、滞在しているA&Oから他の都市にあるA&Oへ予約を
入れると10%OFFになります。3つ目は、場所や時期によって
値段が極端に安くなる事。ドレスデンで宿泊した時丁度週末
だったため、極端に安かったです。8月30日(金)が12ユーロ、
31日が7ユーロでシーツ代が別途3ユーロ必要でしたが、
2日で22ユーロと考えると少し飛び跳ねて喜びたいぐらいでした。
(ちなみに朝食は別途6ユーロ)

ビジネスライクなA&Oのようなホステルが存在している事は
私にとって結構な驚きでした。A&Oは明らかにこれまで
泊まってきたホステルとは違っています。これまでは、
元々あった建物をそのまま利用するか、改造、改築したり
していたのが主で、ホステル運営を始めるのになるべく
お金をかけないスタイルが主でした。そういえば、
ルクセンブルグのホステルも相当ビジネスライクだった
のですが、A&Oのようにチェーン展開をするといった
タイプではなかったし、利用客を増やすためのサービスを
考ようとしている側面はみられませんでした。

A&Oのようなホステルが主流になってくると、バックパッカーの
思い出にも変化が出てくるかもしれません。食事時になったら
みんながラウンジやキッチンに集まってきて、ちょっとした
会話が始まる、そういったのがホステルなんですが、ドレスデン
のA&Oにはラウンジ、キッチンはありません(待合場所みたいな
場所はレセプションの横にあります)。最上階にバーがあるので
そこが集いの場なのかもしれませんが、お酒を飲みたく無い
時もありますよね(気分的に、金銭的に)。ただ、宿泊費は
明らかに安いので、長期の旅人にはありがたいホステルです。

次にヨーロッパへ帰ってきた時にA&Oがどうなっているのか
とても楽しみです。

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