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2008年7月6日日曜日

レンヌにて

パリを出て、何のプランも無いままレンヌに着き、さてどうしようかと考えていた。
時間はお昼の12時ぐらいで、このままモンサンミッシェルへ行くか、宿を探すかの2択。
考えながら、駅から出るべく歩いていると、「日本人ですか?」と呼び止められた。
ちょっと驚いて振り返ると、山登り用のバックパックを背負ったおばさんがいたw
体格に対してバックパックがだいぶ大きく、いかにも重たそうだった。
なんでも、彼女も1人旅行の途中だそうで、これからレンヌのYHへ行くのだが、
ガイドブックの地図がわかりづらかったため、詳しく場所をしらないか聞いてきたらしい。
少し話しているとと、、次の日にモンサンミッシェルへ行く予定だそうなので、
これも何かの縁と思い、レンヌYH宿泊を決め、一緒に行動することにした。
彼女はKATSUKOさんといい、60ぐらいの方。だいたい僕の母ぐらいの年だ。
独身で、仕事も引退し、気ままに旅をしているらしい。英語力は少しあるが、
意思疎通を図るには少し苦労する感じである。

ガイドブックの地図を見てみたが本当にわかりづらかったため、書いてある文章に従う事にした。
まずはバスで行くべくガイドブックが示す通り、18番のバスを探す。しかし、ガイドブックには
18番に乗れと書いてあるのに、駅前からは18番のバスが出ていないのである。
意味がわからず、地元の人2~3人に声をかけた。みんな親切に対応してくれるのだが、
英語が通じずバスでの行き方がわからない。仕方が無いので、地下鉄で行くことに。
地下鉄で切符を買うときに、レンヌの切符は地下鉄とバスの両方で使え、
1日券が2ユーロで買えると教えてもらった。小さな町になると運賃が安い。
最寄駅に着いた後は18番バスがあり、苦も無くYHまでたどり着いた。

レンヌの人達はすごく親切で、みんな笑顔で答えてくれる。笑顔で答えてくれると、
不思議と旅のエネルギーがプラスされる。

レンヌの町は小さく、市街地周辺は2時間ほどで制覇できた。旧市街地が
少しかわいらしい町並みで素敵。とても素朴です。一番印象に残ったのは
町ではなく、人の良さ。YHでの対応の良さは、今のところNo.1。
住むならこういう町がいいかな。

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