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2008年10月12日日曜日

バスシステム in アルバニア

バルティックの国々で感じ始めた事ですが、特にアルバニアで
よく感じる事がシステムの曖昧さです。そして、中長距離バスの
システムがその曖昧さを一番良く表しています。

バスターミナルを出発したバスは、目的地のバスターミナルを
目指して出発します。途中にバス停は無く、客が手を振って
ドライバーに乗りたい事を知らせます。それを見たドライバーは
バスを止めて客を乗せていきます。また、降りる際もバスルートの
好きな場所で降ろしてくれるようで、目印も何も無い場所でみんな
降りていきます。

そういえば、モンテネグロでヒッチハイクしていた時に、
停留所でもないのに通り過ぎる全てのバスドライバーが
「乗りたいのか?」と合図を送ってきたのを思い出します。
その内1台は合図も送らず停車しようとしたので、慌てて
「乗る気は無い」と意思表示を送った事があります。

バスのこういった局面は、単純にシステムの違いにしか
映らないかと思いますが、私にはそれ以上に、先進国で
はシステムを確立する事が大事で、アルバニアでは運転手や
乗客の感覚に頼っているように映ります。

なんだか変な体験でした。

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