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2008年10月29日水曜日

イスタンブールの旧市街地を歩くと

観光客、特に日本人がイスタンブールの旧市街地を歩くとすぐに声を
かけられます。アジア人であれば「こんにちは」、それ以外であれば
「Hello」と、数十メートル歩く度に聞こえてきます。それを聞いて
振り返えれば、お約束の世間話の後、たいていツーリストオフィスか
絨毯屋に連れて行かれます。行った先ではチャイを出してくれて、
ツーリストオフィスではツアーの説明、絨毯屋では絨毯についての
ウンチクを語ってくれます。冬で暇だったのもあるかもしれませんが、
私が連れて行かれた先では、本当にじっくり世間話や絨毯の説明を
してくれました。最終的な局面で買う、買わないの所になると、
彼らはかなり一生懸命押してきます。そして、買わないと伝えると
中には怒り出す人やあからさまに嫌な顔をして態度が変わる人が
多いです。こちらからすれば声をかけられたから、話をしてたの
ですが。

他にも、ベンチに座っていた際にトルコ人に話しかけられて会話を
した時の事ですが、旅の話になり、貧乏旅行をしていると伝えると、
突然「なぜお金を持たないで旅行をするんだ!」と怒り始めた事が
ありました。彼の親戚がキリムを売っているらしく、その勧誘を
したかったはずが、私という外れくじを引いたため怒り出したのだと
思います。

これは珍しいパターンですが、ある日宿を探してきょろきょろと
していると、トルコ人に話しかけられました。握手を求めてきた
ので握手をすると、手を握ったまま10mぐらい離れた彼のファースト
フードレストランまで連れて行かれました。そして、食事をする
気も無いし、お金も持ってないと言っても、構わず何かを作り
始めます。再三お金が無いと伝えると「I don't believe you」と
言ってきたので、最後にお金を取るつもりなんだとわかり、彼が
厨房にいる間に店を出ました。そして、隣に全く同じようなお店が
あったので、そちらに入って隣の人はどういう人なのかと聞いて
みると「彼はクレイジーだから気にするな」と教えてくれました。

イスタンブール旧市街地の客引きは厚かましい奴が多いので皆さん
気をつけましょう。

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