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2008年8月4日月曜日

ミラノ

あっという間に来てしまいました。これだけ南に下がると、日が暮れる
時間も多少早くなってます。イタリア語まったくわかりませんが、
ボンジョルノ~とグラッチェは結構自然にでますw。ボンジョルノと
ボンジュールは似てますが、イタリア人はフランス人ほど挨拶を
交わさないようです(スーパーなどでの経験から)。まぁ、1日だけ
ではイタリアについて語るには早いですね。旅の後半でイタリアは
じっくり来るつもりなのでその時にまた感じたことを書きたいと
思います。

ミラノYHに着いてまず向かったのは、サンシーロ。YHで聞くと
なんとサンシーロまで歩いて30分の距離という近さだったので、
真っ先に向かいました。すばらしい晴天に恵まれ、これ以上無い
コンディションです。

長い並木道を進んでいくと見えてきましたサンシーロ。でっかいです。
建物はとても美しく、ただのサッカースタジアムとは思えません。
1週していると、朝の8時半頃だというのに、ちらほらと他にも観光客が
歩いてました。時期によってはスタジアムツアーもあるようで、
「TOUR 14ゲート」みたいな張り紙がしてありました。しかし、
開いている様子はなく、時間の知らせもなかったので、今の時期は
やっていないのだろうと勝手に判断しました。それに、芝も張替え
途中のようで、無造作に剥したした芝が外の駐車場に置かれており、
芝抜きで見学しても美しさ半減かもしれません。
(今ネットで調べたら10時に開くそうです。)

サンシーロを後にした後は市内観光をしにDUOMOへ。その後
スフォルツァ城へ歩いて行き、「最後の晩餐」を見ようとCenacolo
Vincianoまで行ったのですが、2週間先まで予約でいっぱいだ、と
断られました。予約するならこのナンバーへ電話して、と
番号を渡されあとは相手にしてくれません。まぁ、想定の範囲内の
出来事なので、本当の目的地であるダ・ヴィンチ記念国立科学
技術博物館へ足を向けました。と・こ・ろ・が、入り口に
「改装中」
の文字が見え、再オープンは9月15日だとか。。。。。これは当然
想定の範囲外で、本来なら一日ほとんどをここで過ごそうと思って
いただけにショックでした。仕方が無いので、しばらく市内観光を
する事にして、違うルートからDUOMOまで戻り、ちょろちょろと
歩いてました。

DUOMO前でボーっと立っていると近寄ってくる人が2種類います。
1つはモロッコ系?のハト豆をもった人。とてもフレンドリーで、
「ハトに豆あげてみなよ」みたいな感じで豆を渡してきてきます。
もらった豆をばら撒くと回りのハトが一斉に食べに来て楽しい
ですが、その後お金を要求されます。好きなだけ渡せば良いですが、
50セントぐらいが相場みたいです。私みたいにボーっと立っていると
足元に豆を撒かれたり、写真を撮ってあげると言って、撮っている
間に豆をまかれたりしますw。いやな人は完全無視か常に歩き続ける
事で避ける事ができます。
もう1つは紐を持ったアフリカ系の人。私が相手したのはセネガル
出身だと言っていました。こちらもフレンドリーでボーっと
立っていると突然横にいて、手首に紐を巻いてきます。いらない
と言ってみると、「アフリカのグッドラックのためなんだよ」
みたいな、よくわからない事を言ってきて、手首から取れない
場所で結び目を入れ、余った部分を切ってしまいます。その後、
お金をせびられます。これもまた50セントが相場みたいです。
こちらは結構しつこいので、避けるにはいらないとはっきり言った
ほうが良いみたいです。私は手首に巻かれた後、お金を渡すのは
あまり好まないので、代わりに何かないかカバンをみてみると、
100円ショップで買った調味料ボトル「ひと押し計量ボトル」を
を丁度もっていたので、「友好の印として代わりにこれを
あげるよ」と言って渡してみました。すると「それより金を
くれ」と言うので、「このボトルが遠い日本からシンガポールや
ヨーロッパの各都市を私と一緒に旅行してきた大切なボトル
なのだよ。でもMade in Chinaだけど」などと説明していると
回りからお仲間が3人ほど集まってきて私たちのやり取りを
見ている様子。お仲間さん達はみな苦笑い。1人はちょっと
ボトルに興味がありそうだった。結局10分間そんな感じの
やり取りをしているうちに、「お金をくれるのか、
くれないのか、どっちなんだ」と言うので「お金はあげない」
と答えると皮肉で「サンキュー」と3回ほど言って去って
行きました。ちなみに、彼らに一切怖い感じはありません。

皆さんはどう対応しますか?50セント払ってとっとと
厄介払いします?それとも、近づいてきただけで、腕を
隠しますか?


ターゲットを探している様子


お金を貰うところ


くれる紐はこんな感じ

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

昔インドネシアのバリにいったときに、ものすごい物を売る人たちの集団に囲まれたよ。周りに座り込まれて、リュックから色々出してきて商売を始めるって感じで^^; あまりの押しに驚いたけど、でも最後には足に2週間くらいで消えるタトゥーを入れてもらって、けっこう気に入ってしまった^^ ハトのまめや、腕に飾りを巻かれそうになったら、私やったらどうするやろうなあ?私も混じって自分の持ってるもの売ってたりして ^^;勢いにのまれてね(笑) お金払って、そくその場を立ち去るかな ^^

ジュン さんのコメント...

ジュリアロバ子さん

インドネシアの押し売りの人はどんな立場なんだろうねぇ。イタリアの紐売りの黒人の方とはだいぶ違うかもね。まぁ、どちらも生活のためにやってるだろうから、押しは強いよね。
イタリアの方は多分出稼ぎ系だと思われ、この時期にセネガルからちょろっと出てきてるんだと思う。地元の人と旅行者関係なく売ってたからね。社会的弱者の立場の人たちだろうけど、同情を引く感じではなかった。そういった強さは見習いたい。