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2008年10月26日日曜日

バルナでマリュオと再開(2日目)

マリュオとの約束の10時になったが彼はやってこない。昨日は時間通り
ぴったりとやってきたので逆にビックリしたのだが、やっぱりヨーロッパ
の人なので時間にはアバウトなのかもしれない。

10時半になってもまだやってこない。そして、彼が来ない事意外にも
回りの雰囲気に若干の違和感を感じていた。何だろう?何かがおかしい。
その不思議な感じの謎は人から教えてもらう事により直に解けた。
今日はサマータイムが終わる日だったのだ。10時半と思っていた時間は
実は9時半で約束の時間まではまだ30分もある。私は11月の最初の週の
日曜日が時間を戻す日だと勘違いをしていたため、まったく気がつか
なかった。

10時ジャストにマリュオがやってきた。この男はかなり時間に正確だ。
この日はまず町の中心から南へ10kmほど離れた場所へ移動。この辺は
マリュオを通して売買可能な土地がたくさんあるので、どのような
場所かを見に行った。

10km離れると田舎だ。ブドウ畑が見え始め、森林が広がり、一部が
住宅地として点々と存在している。この住宅地がどのぐらい広がる
のかが、この辺りの地価の変化に影響するらしく、高級住宅地として
家が立ち並び始めている区域は1平方メートルで100ユーロ以上する
と教えてくれた。そして違う地域の、まだまったく未開発で手付かずの
平野は1平方メートルで8ユーロ程度で買えるそうだ。その代わり
200~平方メートルなど、ある程度大きなサイズになってしまうが。

土地を見た後、昨日見たビーチとはまた別の場所へ。今度は少し
隠しビーチのような感じで、のどかな雰囲気のする静かな場所に
あった。別荘がたくさんあり、多分夏の避暑地に使われているのだろう。
この時期は管理人以外は人を見かけなかった。

移動中にワインハウスを見つけたマリュオは車を止めて中へ入る。
そして、工場を見学させてもらえるようお願いし、30分ほど色々と
説明を受けながら中を見て回った。当然全てのワインの味見をさせて
もらえるのだが、おじさんが注ぐ量が毎回かなり多い。マリュオは
運転があり飲むことができないので私一人で毎回グラスを空けなければ
ならない。さすがに途中で音を上げてしまい、注ぐ量を減らすように
お願いした。そして、店を出る頃、私はかなりでき上がっていた。

午後はヴァルナから北側に行き温泉やビーチを見て回った。本当に
ビーチが多いところだ。もうこの時期は泳ぐには寒いので誰も
海にはいない。この時期のヴァルナは若干寂しい。

日が暮れて宿に戻った我々はマリュオが帰路に着くまでの間、会話を
楽しんだ。

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