アムステルダムYHの部屋で休憩していると、ご年配のおじいさんが
そこは私のベッドだが、気にしないでいいよと声をかけてきた。
ベッドの番号を見ると1番で、私がもらったレシートにも1番と
書かれていたので、ここは私のベッドだけど?とレシートを見せた。
おじいさんがもっているレシートにも1番とかかれており、ここは
おじいさんにベッドを譲り、3番へ移動した。ベッドメイキングした
ばっかりだったのだけどね。
アムステルダムのユースには若者が多い。おじいさんはその中で
飛びぬけてお年寄りだった。どこから来たのか聞いてみると
私が昨日までいたロッテルダムから来たそうで、なんでも
息子さんがいい経験になるから1度ユースに泊まってみるといい
と勧めたんだそうだ。通常は普通のホテルに泊まると言っていた。
69歳で1人暮らし、仕事はしてないが週に一回、バーで
ボランティアワークをしていると言っていた。毎朝IKEAで
コーヒー付きの朝食を食べるのが日課で、価格は2ユーロだとか。
色々教えてくれたが、缶ビールが20セントってのには驚いた。
近くのスーパーではハイネケンが60セントで売っていたが、
行く所に行けばそんなに安いのかと。常々物価が高いと言って
いましたが、安いものは安いです。
もう一つ印象に残ったのが戦争についての事。昨日までいたあの
ロッテルダムは第二次大戦中に相当破壊された町だったそうで、
当時から残っているものはほとんど無く、1から再建されたのだそうだ。
日本もそうだが、再建された後は戦争の面影は残らない。
なんだか複雑。
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